電動自動車(EV)分野における平角銅線の需要拡大に対応するため、試運転工場内の押出テストラインを大幅にモデルチェンジいたしました。
近年、EVの高性能化・高効率化・高電圧化が進み、主機モータにはヘアピンワイヤーや平角線分布巻の採用が拡大しています。また、大容量電流に対応するバスバーの需要増加や、PEEKをはじめとするスーパーエンジニアリングプラスチック(スーパーエンプラ)による高耐熱・高電圧対応被覆の検討も世界的に加速しています。
当社では、こうした市場の変化を見据え、平角銅線への対応力を強化。新たな押出テストラインでは、以下を実現しました。
■ 主な特長
•吐出タイプを問わず1台で対応可能
多様な条件に柔軟に対応し、高いコストパフォーマンスを発揮します。
•スーパーエンプラの高温押出に対応
押出スクリューの材質・表面処理・デザインを最適化し、高温安定成形を実現。
•平角線でも薄肉・均一な被覆を実現
四つ角部まで均一な被覆圧を確保するため、アライメント調整機構や前後工程を最適化しました。
また、マグネットワイヤー用小型押出機ラインとは別に、バスバー試作用として60mm押出機にも改良を加え、お客様の開発テーマに応じた試作対応を行っております。
この1~2年で、平角線被覆に関するご相談は急増しております。当社では、多様なユーザーニーズに対し柔軟なカスタマイズ提案を行い、すでに多数の試作実績を重ねております。
今後も大宮精機は、試作段階から量産を見据えた設備提案まで一貫してサポートいたします。平角銅線やスーパーエンプラ押出に関する課題をお持ちの際は、ぜひご相談ください。

